初防衛!王者エル・デスペラード選手の勝利

1.23 後楽園ホールにて「エル・デスペラードVS金丸義信」のIWGP Jr.選手権が行われた。

 

両者にとっては、ただの一戦ではなくてタイトルを賭けた一戦。そして元タッグパートナーとして手の内を知っている者同士の闘いとなった訳だ。

 

前回、どちらが勝利してもおかしくなく、一点集中型の試合展開が見れる。と述べました。苦戦を強いられた王者エル・デスペラード選手でしたが、テクニックある技の出し合いで決着。

 

まだ試合を見ていない人・結果を見ていない人にとっては勝敗がわかる記事となっているので、まだ結果を知りたく無い人はぜひともスルーしていただくようお願いします。

 

新たな引き出しを見せた金丸選手

金丸義信選手と言えば、膝への攻撃が得意だったりします。膝への一点集中の攻撃でたくさんの選手が苦しんできました。

 

もちろんデスペラード選手もヌメロ・ドスなども含めて膝への攻撃技を持っており、悪さんの選手から勝利を収めてきた技ではあります。

 

しかし、今回の金丸選手の攻撃パターンはもちろんヒールらしいラフ殺法やH.O.Tの介入などはありましたが「腰・背中」を中心とした攻めに転じました。

 

これはデスペラード選手が元パートナーという事もり、足への攻撃は読まれると思ったから腰などの別の部位にターゲットを絞っての展開となったのは間違いありませんが、まだまだ金丸選手のテクニックが光る一戦でもありました。

 

これは、観るファンにとっては非常に緊張感が走るもので、いつ膝への攻撃がスタートするのか? という疑問を持ちながら試合を観戦するというワクワク感がたまらないのです。

 

H.O.T介入も勝利をもぎ取るデスペラード

-----ワトの思いを背負って-----

本日の試合開始前、マスター・ワト選手が膝の靭帯断裂による負傷で欠場が発表。松葉杖をつきながらリングにあがるワトに対して、本日シングル戦をする予定だったSHO選手が襲撃。

 

本日メインで試合を控えているデスペラード選手が救出するという幕開けからスタートして1.23。

 

ワト選手は、これから長期欠場に入る訳で、この欠場期間でガラっと状況が変わってきます。そのワトの思いを勝利のマイクで述べていましたが、そういう思いも金丸選手への一戦に賭ける思いが重なったような試合で染み染みと試合観戦する事が出来ました。

 

-----救出劇で感動の渦-----

H.O.Tの金丸選手との闘いであれば、他のメンバーの介入も十分に考えられる試合で、デスペラード選手も予想はしていたはずです。

 

ファンも予想しているので、一線で戦う選手は思っているはずです。

 

排除してもまたもSHO選手の介入、ディック東郷選手の介入。そしてEVIL選手、高橋裕二郎選手の介入もありましたが、本体の海野選手、田口選手。そして棚橋社長も駆けつけて排除する場面が見受けられた。

 

また後半になると、タマ・トンガ選手も排除に加勢し、デスペラードの勝利に貢献。

 

そして、最後は金丸義信選手を彷彿とさせるようなテクニックで勝利を飾る。

 

新たな壁を乗り越える勝者

金丸義信選手から勝利を収めたデスペラード選手。介入して排除されたりとして、周囲のサポートがあって勝利したようなものに見えるかもしれませんが、最後はしっかりとテクニックで金丸選手から勝利をもぎ取りました。

 

元パートナーとしてテクニック・手の内を知っている。そして、手強い相手からの勝利はデスペラードにとってはは新たな幕開けになります。

 

ぶっちゃけた話、他の選手とタイトル防衛をしたとは訳が違う一線です。わかりやすいイメージで言うと、師匠を超えた。そんな漢字の一線でした。

 

まとめ

1.23 後楽園ホールにて「エル・デスペラードVS金丸義信」のIWGP Jr.選手権が行われた。

 

両者は元パートナーであり、絵の内を知っている者同士の闘いで、どちらも一点集中。膝への攻撃を得意としている選手。

 

金丸選手はその膝から腰へとターゲットを変更し、膝攻撃が得意の金丸選手への膝を逆に攻撃して悲鳴をあげさせ、最後は勝利をもぎ取ったデスペラード選手。

 

予想通り介入はあったものの、棚橋社長などのアポートもあって見事勝利を納めることが出来た。

 

元パートナーとしてテクニック・手の内を知っている。そして、手強い相手からの勝利はデスペラードにとってはは新たな幕開けになります。

 

今後、どの選手と防衛戦をしていくのかは読めないけれども、このまま防衛ロードで素晴らしい試合を見せて欲しい。